PointPalette v1.2.1をリリースしました。
クリックで木を選べる「塊を選ぶ」を追加しました(実験中)
点群の編集でいちばん手間がかかるのは、「この木だけ」「この車だけ」を選び出す作業かもしれません。投げ縄で囲むと奥の地面や隣の木まで入ってしまうので、視点を回しては囲み直す、をくり返すことになります。
そこで、点群を前もって小さな「塊(クラスター)」に分けておき、クリックした場所の塊を選択に足していく選び方を加えました。木を1本ずつ選ぶ、特定の枝を消す、道路の上の車や人を選ぶ、といった作業を、何回かのクリックで行えます。
・クリック : 塊を選択に足す
・Alt + クリック : 塊を外す
・Shift + クリック : 木(または物体)を丸ごと選ぶ
地面は塊に入らないので、クリックしたら地面まで選ばれてしまった、ということはありません。すでに分類してある点も塊になるので、分類の選び直しにも使えます。
塊選択は、クリック時にクラスターを計算しているのではなく、事前に下ごしらえしますので、選択作業中に待たされることは少ないです。
塊に分ける下ごしらえは、6,000万点で30秒ほどです。まだ実験中の機能ですので、使ってみた感想をお聞かせいただけるとうれしいです。
塊選択のしくみはシンプルで、まず地面より上にある点の中から木の「幹」を探し、そこから上へたどって枝葉を1本ずつの木に振り分けます。それを幹からの距離ごとに輪切りにしたものが「塊」です。木と木の枝が触れ合っていても、どの幹から伸びているかである程度分けられます。ただし、下草が多く、幹を探せない場合や、枝どうしが区別できないほど混在しているとうまく区分けできないこともあります。
また、SLAMなどで計測した点群は、木の上部などではまばらになっていて、クラスターとして認識できないため、うまくクラスターに含まれなかった点は、これまで同様に投げ縄で選択して掃除する必要があります。

不具合修正
処理の結果が作業ファイルから消えることがある問題を直しました
地面抽出などの処理のあとに、たくさん編集して上書き保存すると、まれに、処理の結果が消えることがありました。これまでのすべての版に入っていた不具合です。
詳しくは更新履歴をご確認ください。