
1.このアプリは何?
「陽だまりマップ -SUNSCAPE-」は、ブラウザ上で動作する日照・陰影シミュレーターです。
一般的な日の出・日没時刻は「平坦な地平線」を基準に計算されますが、実際の私たちの生活環境には山や起伏があります。本アプリは、産業技術総合研究所の標高タイル(DEM)を活用し、「周囲の山々に遮られることなく、実際に太陽が顔を出す(隠れる)のは何時か?」という実質的な日当たりを、地図上で視覚的にシミュレーションすることができます。
2.アプリでできること
- リアルタイムな陰影シミュレーション 指定した日時における太陽の位置を計算し、地形が作り出す「影」の広がりを地図上に描画します。
- 実質的な「日の出・日没時刻」の算出 地図の中心地点から周囲最大80kmの地形をスキャンし、遠くの山影などを考慮した正確な日の出・日没時刻を割り出します。(※地球の丸みによる地平線の沈み込みも考慮しています)
- 月別・年間日照時間のグラフ化 その場所で1年間にどれくらいの日照が得られるかを高速シミュレーションし、月ごとの日照時間をグラフで確認できます。
- 太陽方位の可視化 地図中心から太陽の方向へ伸びる赤い方位線を表示し、直感的な方角の把握を助けます。


3.使い方
本アプリは、PCのブラウザでのご利用を推奨しています。(ズームレベル11以上で計算が有効になります)
- 場所を決める:地図を動かして、調べたい場所を画面の中心(十字マーク)に合わせます。
- 日時を指定する:左上のパネルから、シミュレーションしたい日時(JST)を入力します。
- 日の出・日没に合わせる:「日の出に合わせる」「日没に合わせる」ボタンを押すと、その場所の地形を考慮した時刻に自動でジャンプし、影の様子を確認できます。
- 日の出・日没の定義を変える:初期状態では、太陽の中心が地平線(水平線)から出た時点を日の出と定義していますが、太陽の上端が水平線(地平線)から出た時点を日の出と定義して計算することもできます。
- 表示を調整する:「陰影」や「日照」のスライダーを動かして、地図上の影の濃さを見やすく調整できます。
- 年間日照を調べる:パネル下部の「グラフを計算・更新」ボタンを押すと、中心地点の年間日照時間の累計と月別グラフが表示されます。
※日照エリアの計算にはお手持ちのブラウザの機能を使って実行しています。計算には数秒~数10秒かかります。計算中は画面左側のコントロールパネル上部に「地図更新中」と表示されます。

4.利用上の注意・免責事項等
本アプリをご利用の際は、以下の点にご留意ください。
- 本アプリの解析結果は、ブラウザ上で実行される簡易的な計算アルゴリズムに基づくものであり、正確性、完全性、妥当性を保証するものではありません。
- 日照時間の計算結果には、計算上の丸めや大気差の変動などにより、年間で数十時間程度の誤差が生じると思われます。
- 本アプリの解析結果は、実地調査や詳細な設計・解析の代わりとなるものではありません。設計、施工等の重要な意思決定には、必ず専門家による適切な調査を行ってください。
- 本アプリは地形の遮蔽判定など高度な計算処理をブラウザ上で行うため、ご利用の端末のスペック(CPU性能等)によっては、動作が遅くなる、または停止する場合があります。
- 高負荷時には、外部データ配信元への負荷軽減および本サービスの安定運用のため、一部機能の制限、更新頻度の低下、または提供停止を行う場合があります。
- 本アプリの利用により利用者または第三者に生じた損害について、株式会社みてしるは一切の責任を負いません。
【外部データについて】 本アプリは以下の外部データを利用しています。これらのデータに由来する部分の利用にあたっては、各提供元の利用規約および出典表示条件が優先して適用されます。
- 標高データ:産業技術総合研究所「シームレス標高タイル(陸域統合DEM)」
- 背景地図:国土地理院「地理院タイル(標準地図)」